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[看護師と子育ての両立はできる?]育休復帰後の働き方に迷ったら・・・フルタイムと時短勤務のメリット・デメリット

もうすぐ育休を終えて職場復帰される看護師さん、働き方で迷っていませんか?私は、もともと正社員で働いていましたが、育休復帰後平日だけのフルタイムパートで復帰して、その後時短勤務に切り替えました。実際に働いてみて感じた、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

悩む看護師

育休復帰後は、どんな働き方を選べるの?
時短勤務とフルタイムどっちがいい?

ボチナス

おすすめは断然時短勤務
ただ、どちらにもメリット・デメリットがあるよ!

目次

育休明けの働き方に悩む人はかなり多い

育休明けの働き方に悩む人はかなりたくさんいます。例えばどのような意見があるのでしょうか。

時短勤務にするかフルタイムにするかで悩む人が多いようです。給料や保育園の問題など家庭により抱えている事情は様々なので、自分の状況に合わせた働き方の選択が必要となります。

では、実際に時短とフルタイムを両方経験した私が考えるそれぞれのメリット、デメリットを解説していきます。

時短勤務のメリット・デメリット

まずお伝えしたいのは、時短勤務ができるなら、絶対にした方がいいということです。私も初めはフルタイムで復帰しましたが、8か月後に、30分だけ早く退勤する時短勤務に切り替えました。たったの30分?と思われる方もいると思いますが、このたったの30分早くあがるだけで、心身ともにかなり楽になりました。

時短勤務のメリット

①家事や育児の時間をとれる
②心に余裕ができる
③体力的な負担が減る

メリット①家事や育児の時間をとれる

時短勤務にした分、空いた時間を家事や育児に充てることができます。退勤時間が早くなれば、保育園のお迎えに早めに行くことができ、その分子どもとの時間を作ることができます。

私が、フルタイムで辛かったことは、保育園の開園時間ぴったりに子どもを預け、毎日のように延長保育をお願いしていたことです。定時で退勤しても保育園の通常保育の時間に間に合わず、お迎えに行くと残っているのはいつも我が子だけという状況で、子どもには申し訳ない気持ちしかありませんでした。

時短勤務に変更したことで、それらは解消され子どもにも自分にとってもよかったと思います。

・延長保育を利用しなくてよくなった
・子どもと遊ぶ時間ができた

メリット②心に余裕ができる

まず仕事においては、16時半ごろに時計を見て「あー、あと1時間もある」と考えていたのが、時短勤務にしてから「あと30分で帰れる!」という思考に変わりました。そして帰宅してからは、夕食からお風呂、寝かしつけまでの間に子どもとゆっくり遊ぶ時間や夫との会話する時間が増えました。

正直、小さい子供にご飯を食べさせお風呂に入れて寝かしつけるという一連の流れが、結構ストレスでした。言うことを聞かない子ども、全然スムーズに進まないし寝かしつけてる間に疲れ果てて一緒に寝落ちする毎日で、イライラしたりすることもありました。

時短勤務にすることで時間に余裕ができ、その結果心にも余裕ができます。子どもにイライラしなくて済むし、寝顔を見ながら怒ってしまってごめんねと落ち込むことも減りました。

・仕事中の思考がポジティブになった
・子どもや夫との会話が増えた
・イライラすることが減った

メリット3.体力的な負担が減る

看護師の仕事はハードです。おむつ交換や車椅子移乗など体力的な負担が大きい業務が多いです。勤務時間が短いと、そのような業務量も減るので、シンプルに体力的な負担が減りました。腰痛や日々の疲労感も軽減されたと思います。

・腰痛が軽減した
・疲労感が軽減した

時短にしたら、心身ともに楽になったよ!

時短勤務のデメリット

①収入が減る
②業務量は変わらない
③肩身の狭さを感じる

デメリット1.収入が減る

一般的に時短勤務は1日6時間が主流です。単純に考えると、フルタイムの時の4分の3ほどの給料になります。さらに、出産前は夜勤をしていたという看護師さんも、時短勤務となれば日勤がメインです。夜勤手当がなくなり、さらに基本給も減るとなれば、かなり収入が減る方もいるかもしれません。

ただし、職場によっては短縮時間を細かく決められたリ、正社員の場合はボーナスが出る職場もありますので、自分の状況に合わせて時間や雇用形態を選択するといいでしょう。

・給料は4分の3
・夜勤がないので手当がなくなる

時短で復帰した場合、育児休業終了時報酬月額変更届を提出することで、社会保険料が安くなることがあるよ!

デメリット2.業務量はあまり変わらない

時短正社員の場合は毎日の業務に加えて、委員会やリーダー業務、プライマリー患者がつくなど、その他の業務はこれまで通りしなければならないことも多いです。これらの業務を残業や休日出勤して行っているというところも少なくありません。しかし、子どもがいる場合、残業も休日出勤もできませんよね。そのため、出勤時間内に急いで終わらせているママナースはかなり多いです。

実際にこういう方もいます。時短勤務にした場合に、これらの業務が免除になるのかは、復帰前に上司や会社と話し合う必要があります。

・業務量が変わらず時間に追われる

デメリット3.肩身の狭さを感じる

時短勤務に限ったことではないですが、子どもがいるとどうしても子どもの熱や怪我で仕事を休んだり早退することが増えます。特に復帰直後は、子どもも保育園に通いだしたばかりでいろんな病気をもらいやすい時期です。

私も子どもの体調不良で呼び出されたり欠勤することが続き、多い時では月に10日程度しか働いていないという時もありました。そんな中で、時短勤務になると、残業ができないことや、例えば午後の緊急入院をとれないなど、できない業務が出てきます。その分、他のメンバーに仕事がふられるので、申し訳ない気持ちになり肩身の狭い思いもすると思います。

実際に「また早退か~」とため息をつかれたり、「早く帰れていいよね」と嫌味を言われたこともありました。もうこれに関しては、相手にせず聞き流すという言葉につきます。そもそも、そんな人がたくさんいる職場であれば辞めた方がいいです。転職も選択肢にあるということを覚えておいてくださいね。

・できない業務があり肩身の狭さを感じる
・嫌味を言われる

フルタイムのメリット・デメリット

おすすめは時短勤務ですが、職場や家庭の状況によってフルタイムの方が良い場合もあります。

フルタイムのメリット

①収入ダウンは最小限に抑えられる
②キャリアアップへの影響が少ない

メリット1. 収入が大幅に減らない

フルタイムであれば、時短勤務のように大幅な収入ダウンはありません。経済面を優先させたい方は、フルタイムの方がいいです。

メリット2. キャリアアップへの影響が少ない

今後、キャリアアップを考えている方はフルタイムを選ぶメリットはあります。時短勤務により任されない仕事もあるかもしれません。職場の質や内容によっては、時短勤務でのキャリアアップは難しいというところもあると思います。近い将来を見据えているのであれば、フルタイムがおすすめです。

昇格や昇給を優先するならフルタイムがおすすめ!

フルタイムのデメリット

①体力的にきつい
②時間に余裕がない

デメリット1. 体力的にきつい

フルタイムの場合、体力の消耗は激しいです。特に復帰直後は体も慣れていないし、毎日くたくたになっていました。朝からご飯の準備、子どもの支度、仕事では座る時間もなく、帰宅後も寝かしけまで、一息する瞬間も少なく体力は削られる一方でした。

一日中動きっぱなしのため、腰痛や肩こりなどもひどくなり、寝不足で集中力が続かないなどの影響もありました。身体を優先したい方にはお勧めできません。

また、復帰直後は時短勤務で慣れてきたらフルタイムに戻すという選択肢もあります。

・一日の疲労感が大きい
・腰痛や寝不足による悪影響が生じる

デメリット2. 時間に余裕がない

体力的な問題だけではありません。思い返せば起きた瞬間から寝るまで、とにかく時間に追われていた気がします。子どもとゆっくり関わる時間も、保育園に送るときに別れを惜しむ時間もありませんでした。

時間にゆとりをもって過ごしたい方には、フルタイムはお勧めできません

結論:育休明けなら断然時短勤務がおすすめ

私は今後の人生で育休復帰後にすぐフルタイムを選択すことは絶対にありません!それぐらい時短勤務がおすすめです。しかし、大切なのは自分に合った働き方を選択することなので、自分の状況や職場の業務内容などをふまえて無理のない働き方で復帰するようにしましょう。


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この記事を書いた人

🌼元フルタイムママ看護師
🌼転職3回:病棟、クリニック、施設看護師
🌼一児の母
パワハラや看護業界特有の闇により体調を崩し、今は専業主婦。
頑張るママと看護師さんを応援します。

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