「失業手当って実際いくらもらえるの?」
「バイトしたら減額される?」
退職後の生活を考えるとき、気になることだと思います。
この記事では、失業手当の計算方法と、受給中にバイトをしたときの減額の仕組みを、私の実体験も交えてわかりやすく解説します。
①失業手当の金額の計算方法
失業手当の1日あたりの金額(基本手当日額)は、退職前6ヶ月間の給与をもとに計算されます。
計算式
賃金日額=退職前6ヶ月間の給与合計 ÷ 180
基本手当日額=賃金日額 × 給付率(45〜80%)
給付率は賃金日額が低いほど高くなります。一般的にはおよそ50〜60%が目安です。
28日ごとに認定日があり、その都度指定口座に振り込まれます。
具体的な計算例
例えば退職前6ヶ月間の給与合計が180万円だった場合
- 賃金日額:180万円 ÷ 180 = 10,000円
- 基本手当日額:10,000円 × 55% = 5,500円(目安)
- 28日分:5,500円 × 28日 = 154,000円
給付率は賃金日額によって変わるため、正確な金額はハローワークで確認してください。
②うつ病・精神疾患なら受給期間が360日に
通常の自己都合退職の場合、給付日数は90〜150日です。
しかし、うつ病などの精神疾患が原因で退職した場合、「特定理由離職者」として認定されると、受給期間が最大300~360日に延びることがあります。
手続きはハローワークで行います。
主治医に指定の書類を書いてもらう必要がありますが、認定されると以下のメリットがあります。
- 受給期間が最大300~360日に延びる
- 就職活動の実績が月1回でOK(通常は月2回)
- ハローワーク内の専用相談窓口を利用できる
- 待期期間なしで受給できる
「自分はうつ病じゃなくて適応障害だから関係ない」と思っている方、担当医に確認してみてください。
私も傷病手当は適応障害で申請していましたが、うつ病の診断もついていてハローワークの担当者に教えてもらいました。
③受給中にバイトしたら減額される?
失業手当を受給中にバイトをする場合、「4時間」が大きな分かれ目になります。
1日4時間以上働いた場合
「就労・就職」とみなされ、その日の失業手当は支給されません。
ただし支給されなかった分は後日に繰り越されます。
受給期間が延びるイメージです。
1日4時間未満の場合(内職・手伝い)
収入額によって失業手当が減額される仕組みになっています。
減額の計算式
減額分=〔(1日のバイト収入 − 控除額)+ 基本手当日額〕−(賃金日額 × 80%)
控除額は2025年8月時点で1,391円です(毎年8月に改定されます)。
控除額以下の収入であれば減額なしで満額受け取れます。
実際にハローワークで確認してみた
私が実際にハローワークで「月20日・1日3時間・月収7万円のバイトをしたら減額はどうなるか」を確認したところ、こう教えてもらいました。
「その条件だと、1日あたり30円弱の減額になる予想です」
月28日分に換算すると、約840円の減額。
バイトで7万円稼いで、失業手当の減額は約840円。
明らかにバイトしたほうが得です。
ただし、バイトをした日は必ず認定日に申告が必要です。
申告しないと不正受給になるので注意してください。
④私が実際にもらった金額
参考までに、私の実際の数字を公開します。
- 基本手当日額:6,421円
- 受給期間:300日(うつ病で申請)
- 合計受給額:6,421円 × 300日 = 約192万円
傷病手当金と合わせると、総額約563万円を受け取ることができました。
「退職したらお金がなくなる」と思って限界まで働き続けていた私ですが、知っていればもっと早く辞められたと思っています。
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まとめ
- 失業手当の日額は退職前6ヶ月の給与 ÷ 180 × 給付率(50〜60%目安)
- うつ病などの精神疾患があれば受給期間が最大300~360日に延びる
- バイトは1日4時間未満なら減額で済む(4時間以上は繰り越し)
- 月7万円のバイト収入でも減額は約840円程度(バイトした方が得)
- バイトをした日は必ず申告する(不正受給に注意)
「いくらもらえるかわからなくて不安」という方、まず診断してみてください。
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